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続2・人生を生きるための完全な手引書「バガヴァッド・ギーター」 | 超越瞑想(TM)福岡センター

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2022.02.17

続2・人生を生きるための完全な手引書「バガヴァッド・ギーター」

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昨年出版された「バガヴァッド・ギーター マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーによる新訳と注釈 第一章~第六章」(マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー著)の内容を複数回に分けてご紹介しています。

今回は、以前のブログの続きをお届けします。以前のブログはこちらです。

続・人生を生きるための完全な手引書「バガヴァッド・ギーター」 | 超越瞑想(TM)福岡センター (tm-kyushu.co.jp)

 

 

時を超えた普遍的な真理

「バガヴァッド・ギーター マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーによる新訳と注釈 第一章~第六章」序 より引用

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『バガヴァッド・ギーター』が、これまでこのような方法で解釈されたことはありません。そのために、この聖典の真の教えは眠ったままになっていました。この聖典を正しく評価するためにも、また、真理を求める人たちにまっすぐな道を示し、この実践的な哲学の深遠な英知をもたらすためにも、このような四つの注釈書が書かれるべきなのです。これはとても重要なことといえます。

どんなテーマに関する知識でも、それが完全な知識として認められるためには、インド哲学の六つの体系それぞれによって与えられる基準に照らして、その正しさが立証されなくてはなりません。インド哲学の六つの体系とは、ニヤーヤ、ヴァイシェーシカ、サーンキャ、ヨーガ、カルマ・ミーマンサー、ヴェーダーンタのことです。

どの発達段階においても、理論と実践のあらゆる面が完全であるためには、これら六つの体系すべてによってその正しさが同時に裏付けられなくてはなりません。したがって、『バガヴァッド・ギーター』の完全な意義を明らかにするためには、先に述べた四通りの注釈のそれぞれに対して六通りの解釈が必要である、ということになります。

この注釈書は、その二十四通りの注釈の共通の基盤として位置づけられます。もし時が許すなら、それらの注釈書も書かれることでしょう。しかし、世界は精神の発達を促す基本原則を一刻も早く必要としていますから、これ以上時間を費やすことなく、この注釈書を発表すべきだと考えました。

『バガヴァッド・ギーター』に説かれている技術は、世界中様々な国の数多くの人たちによって、その価値が実証されてきました。これは、世界中のあらゆる人々の人生を精神的に復活させることをただ一つの目的として始められた「精神復活運動」のおかげです。このような経過を経たうえで、この注釈書が出版されることになったということは、読者の皆さんにとっても興味深いことでしょう。ここに提供されているのは、時を超えた普遍的な真理です。それは、信仰や文化や国籍の違いを超え、あらゆる人に等しく適用できる人生の真理なのです。

この注釈書の内容はすべて、『ギーター・バーシャ』における、偉大なシャンカラのたぐいまれな洞察と深遠な英知に追加されるべきものです。この英知を私はグル・デーヴァから授かりました。グル・デーヴァに栄光あれ。この英知は「生命の光」をもたらすものであり、生命の流れを導き、永遠「存在」の海の中に、神への献身の中に、そして、神意識の至福の中に成就が見い出されるようにするものです。

すべての人が、第二章詩節45で与えられる実践的な英知を活用することによって、人生のあらゆる側面を輝かしいものとし、聖なる意識の中に永遠の自由を獲得されることを願ってやみません。

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