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2021.10.10

TM(超越瞑想)と経済学

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マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの著書、「超越瞑想」より、「経済学」について書かれた部分をご紹介します。

経済学?瞑想と一体どんな関係があるの?と思われる方も多いのではないでしょうか。

マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーは、経済学という学問の目的を果たすには瞑想(TM)の実践が不可欠である、と述べています。経済学の目的である豊かさと最大の満足を生み出すには、瞑想の実践が欠かせません。彼の解説を見てみたいと思います。

TM(超越瞑想)と経済学の成就

経済学は資源の生産、流通、消費などを研究して、人間の必要を満たそうとする学問です。経済学の目標はあらゆる人々のあらゆる必要を完全に満たす、裕福な人生の状態を作り出したときに達成されます。そのような物質的豊かさの状態を作ることは可能かもしれませんが、その状態が本当に人間を満足させるかは難しい問題です。今日、個人生活において、物質的な豊かさをすでに得ている人たちを見れば、彼らが完全には満足していないこ真とがわかります。人間の真の満足が達成できなければ、経済学の目的自体が的外れということになります。

ここで強調したいことは、人間というものは永遠の幸福に達しない限り人生に満ち足りることがないという事実です。この永続する満足を招くことが経済学の最終目標であるはずです。したがって、経済学はその範囲を物質の生産と消費だけに限定するべきではなく、永遠性を有する最大の幸福を全人類の手が届くところに引き寄せるという目標にまで、その内容を広げなくてはなりません。

「絶対」を経験することが、内面の幸福を達成する直接的な方法です。この内面の幸福は一人一人の本質を完全なものとするのに不可欠な偉大な幸福です。したがって、瞑想は経済学の最高目標に成就をもたらすものであることがわかります。

(中略)瞑想はまた、あらゆる人の仕事に関する能力と能率を増進しますから、今日の経済学でもっとも関心が向けられている物質面の経済を直接的に豊かにします。したがって、経済学の扱う範囲がこれまで通りだとしても、瞑想が経済学にとって必須であることは明らかです。

経済学者たちは、研究と開発の対象として、超越瞑想が非常に価値ある、報い多いものであることに気が付くでしょう。経済学の成就に「絶対」が不可欠であるということが認識されるならば、この学問は現在の限界を超えて本来の領域にまでその範囲を広げていくでしょう。

もし経済学の領域が物質的な豊かさを作り出すことだけに限定されるならば、経済学の目的そのものが無意味になってしまうと思われます。

「超越瞑想」(マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー著、マハリシ出版)より引用