ブログ

2021.06.30

TM(超越瞑想)と感情の安定

サムネイル

Q)瞑想して心が安定すると、感情はどうなりますか?

TM(超越瞑想)の実践を日々の日課に加え、継続して行うと、感情がたいへん安定してきます。気持ちの揺れ、感情的な浮き沈みが減り、周りで起こる出来事を比較的淡々とした感じで受け止めることが多くなります。

この「感情面の安定」というTMの効果について、瞑想のフォローを受けに来られたお客様からご質問がありました。それは「瞑想すると感情がなくなってしまうのですか?それはいいことなのですか?」というものです。

TMをなさっている方はご自分の経験からよくご存じですが、感情がなくなりはしません。ただ、それに翻弄されなくなくなるのです。怒りを感じているときでも、自分の中が怒り一色になってしまったりはしません。ちゃんと冷静さも保っていられます。悲しい気持ちを感じていても、悲しみに打ちのめされて、立ち直れないように感じたりはしません。

TMは私たちの心の中に幸福を注ぎ込みます。それと気が付かないうちに、心が次第に満たされてきます。それは外界の刺激(さまざまな出来事)とはまったく関係のない、安定した幸福、充足です。幸せで満たされているときには、心はいつも安定しており、私たちは落ち着きと穏やかさを保っていられます。

瞑想という手段を通じて自分の中の深いところから取り込む幸せは、たいへん強力です。周りで起こる出来事がなんらかの感情を呼び起こしたとしても、この強力な幸せを圧倒することはできません。

TMを毎日やっていても、私たちはやはりいろいろな感情を経験します。ですが、そのために心がかき乱されるように感じたり、惨めになったり、逆にすっかり舞い上がって有頂天になったり・・・、ということはなくなります。

感情の大きな波というのは疲れるものです。何かが起こるたびに一喜一憂していたら、もうそれだけで忙しすぎて、身が持たないでしょう。自分の感情に圧倒されているときには、今起こっている出来事を冷静な目で見ることはできません。言うまでもなく、その出来事に対して良い判断をし、無駄なく的確に行動するのは難しくなります。

人生全体を考えたとき、感情的な浮き沈みは決して有益なものではなく、むしろたいへん非効率です。それよりも、明晰さ、穏やかさ、深い充足感が常に私たちの中に保たれていることの方が、はるかに重要であり、人生の役に立つのです。

マハリシ総合教育研究所 平松直子

超越瞑想の体験 心のみなもからみなそこまで | 超越瞑想(TM)福岡センター (tm-kyushu.co.jp)