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2021.06.25

瞑想の種類、その違い(二)

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少し前のブログ『瞑想の種類、その違い』の続きをお届けします。

瞑想の種類、その違い | 超越瞑想(TM)福岡センター (tm-kyushu.co.jp)

この記事では、書籍『究極の瞑想』(ボブ・ロス著、かんき出版)より引用して瞑想の種類とその違いについての解説をご紹介しました。

本書は、TM(超越瞑想)とはいったいどのような瞑想なのか、さまざまな研究や体験談も交えつつ詳しく説明した「TMの解説書」のような本です。(著者はアメリカ人のTM指導者。)

この中では数多ある瞑想の方法を大きく3つのタイプに分類しています。瞑想経験の違いからそれぞれ「フォーカス・アテンション瞑想」「オープン・モニタリング瞑想」「自動的な自己超越瞑想」の3タイプにわけて説明されており、以前のブログでは「フォーカス・アテンション瞑想」についての解説の一部をご紹介しました。

今回お届けするのは「オープン・モニタリング瞑想」についての解説部分です。

自分の思考を観察する

オープン・モニタリング瞑想は(中略)自分の思考を客観的に観察するという方法だ。批判をせず、ただ思考がやってきて、そして去っていくのを観察する。

この瞑想法では、の静寂を妨げるのは思考そのものではなく、思考の内容や意味であるとされている。そのため、職場であった面白くないことや、パートナーとの言い争いのことを考えても、感情的にならず、心の静寂を保つという術を身につけなくてはならない。

(中略)そのときあなたの脳はシータ波を出している。これは6~8ヘルツの脳波で、夢を見始めるときと同じ状態だ。シータ波は、創造性、白昼夢、記憶と関連があるとされている。

オープン・モニタリング瞑想の一種であるマインドフルネス瞑想に関する研究によると、瞑想中に頭の後ろの部位からアルファ2波も出ているという。アルファ2波は10~12ヘルツの脳波で、脳波が出ている部位(この場合は視覚を司る部位)が休止していることを意味する。さらにベータ波(16~20ヘルツ)も出ていて、こちらは自分の注意を能動的にコントロールしていることを意味する。

それに加えて、マインドフルネス瞑想中の脳の画像を見ると、前帯状皮質と呼ばれる部位が活性化していることがわかる。これは感情、学習、記憶を司る部位だ。

オープン・モニタリング瞑想を行うと、ストレスの大きい状況でも冷静でいられるようになる。扁桃体(感情を司る脳の部位)の活動が抑制され、ストレスに対して過剰に反応しなくなる。

状況から一歩引き、深呼吸し、自分が状況に対してどう感じているか観察する。そうやって心を落ち着かせたところで、ストレスの大きい状況に立ち向かっていく。

(中略)オープン・モニタリング瞑想もフォーカス・アテンション瞑想と同じで、一種の認知プロセスだ。どちらも基本的に目の前の瞬間に集中することを目指している。つまり、意識の表面の「思考のレベル」で行う瞑想だ。

『究極の瞑想』(ボブ・ロス著、かんき出版)より引用

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以前のブログと今回で、二つのタイプの瞑想法についての解説をご紹介しました。ちなみにTM(超越瞑想)は「オープン・モニタリング瞑想」でもなければ「フォーカス・アテンション瞑想」でもありません。この本の中の分類でいうと、三番目のタイプ、「自動的な自己超越瞑想」に当たります。このタイプの瞑想の解説は、またの機会にお届けしたいと思います。

興味が湧いた方は、本書を手に取っていただければ幸いです。

マハリシ総合教育研究所 平松直子

『世界のセレブが夢中になる究極の瞑想』 | 超越瞑想(TM)福岡センター (tm-kyushu.co.jp)