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2021.04.15

静けさは自らの内側に

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当センターは福岡市の中心部から少し離れたところ、福岡市民の憩いの場所である大濠公園という大きな公園からほど近い場所にあります。

センターが入居する建物は交通量の多い大通りに面していますから、室内にいても一日中ひっきりなしに車が行き交う音が聞こえてきます。大型のトラックや工事用車両も通りますし、消防署が近いこともあり、日によっては救急車や消防車も・・・。

ここにいる私たちスタッフは騒々しい人間ではないのですが、周辺環境は静けさとは程遠く、少々騒がしいわけです。

先日、当センターにヨーガアーサナを習いに来られたお客様が、この建物の周辺環境の騒々しさにびっくりされていました。ご自宅は水も空気もきれいな山の中。それはそれは静かなところなのだそうです。ここに来てみて、普段ご自分がどんなにいい環境で暮らしているかに改めて気が付かれたようでした。

さて皆さんの中には、そんな街中の、静かとは言い難い場所にある建物で瞑想を習うって、どうなの???と思われた方がいらっしゃるかもしれません。静かな場所でするものなんじゃないの?と。もちろん静かな落ち着いた場所でするにこしたことはありません。

さて、当のお客様。

TM(超越瞑想)をずいぶん若い時に始められ、何十年と実践なさっている方でしたが、この場所でTMをし、ヨーガアーサナを習ってみた感想は?

「瞑想もヨーガアーサナも気持ちがよかったです」とのこと。瞑想は、普段ご自宅でするのとは違う感覚を持たれたそうで、正しいやり方を再確認できたようです。ヨーガアーサナではその最中に静けさを感じられたと言います。「アーサナをすると、自分がこんなに静かになるものなんですね」という感想をいただきました。

もちろんこの方が感じた静けさは、内側の静けさです。周りの環境とは関係なく、たとえ音の大洪水の中にいたとしても、私たちの内には常に静けさがあります。静寂があります。

TMの実践を重ねると、その静けさが、日常生活の忙しい活動のさ中にも消えることなく、続くようになります。内側に静けさと落ち着きが育まれ、充足してくると、もう周りの環境のことはほとんど気になりません。

周りが騒がしかろうが何だろうが、自分の中にはいつも静けさがあり、落ち着きがあり、満ち足りているからです。

マハリシ総合教育研究所 平松直子