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2021.04.09

他者の幸せを考えるなら・・・

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当センターに来られお客様から最近伺ったお話をまずご紹介します。

この方がTM(超越瞑想)を始められたのは数年前。そのころ、こんなことを考えていたのだそうです。

「自分は仕事の仲間や身近な人たちの幸せに貢献できているかな?仕事を通じて社会のために役立っているかな?」

そして、「まだ十分じゃない。自分を発揮できていない」と思っていた時にTMという瞑想を知り、習いに行かれたと言います。

「もっと自分を発揮したい」という思いからご自分のためにTMを学ばれたわけですが、お話によると、どうやらそれは「他者の幸せに貢献できる自分でありたい」ということでもあったようです。

TMを日々実践されている方のうち、ほとんどの方はご自身のためになさっています。もちろんそれでよいわけですし、十分すばらしいことなのですが、こんな方もいらっしゃたのだなあ、とお話を聞いて清々しい気持ちになりました。

 

さて、他の人たちの幸せやよりよい社会のために役立ちたい!と願うとき、欠くことのできないものがあります。何だと思いますか?

それは、私たち自身が幸せでいること。自分自身の幸福です。

マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーは言います。

「人は自分が持っているものしか他者に与えることはできない。幸せでない人が、どうやって他の人を幸せにするのですか?」と。

私たちは自分でも気づかないうちに自分の内にあるものを周りに放射しています。内に幸せがあれば幸せが、喜びがあればその内なる喜びが、雰囲気や波動となって周囲の環境の中へと放たれます。それは自然に(勝手に)私たちの中から流れ出て、周囲に広がり、身近にいる人たちに伝わります。

内に良いものを持っていれば、周りの人達は私たちから放たれるその良いものを受け取り、影響されて、元気づけられ、勇気づけられ、自信や明るさを取り戻します。

私たちは知らないうちに、まったく無意識のうちに、自分の内側にあるものを周りの人たちにおすそ分けしているのです。

もしも悲しみや怒り、いら立ち、不安、緊張、ストレス、焦り・・・・、こういうものを私たちが抱えていたらどうでしょうか?もちろんそれも外に放たれ、周囲の環境の中に注ぎ込まれてしまいます。

私たちは今日自分がなんだか憂鬱で、気分が上がらないからと言って、ほかのだれかを自分の憂鬱の道連れにしたいとは思いません。自分がカリカリイライラしているからと言って、そのせいで周りの人にまで嫌な思いをさせたいとは思いません。

ですが、残念ながら、私たちの意思とは無関係に、人に見せたくない否定的なもの、自分の中だけでなんとかしてしまいたいようなものもまた、私たちの中から勝手に流れ出て、周辺環境に広がっていくのです。

地球人口約70億人のひとりひとりがこんな風に自分の内にあるものを外側に常時放出しています。そして同時に私たちは、他の人たちから放出される、目には見えない様々なものから常に影響されてもいます。

つまり、今日の私の憂鬱は私だけの問題ではないのです。それはほかの人たちの健康や幸せにも影響を及ぼしてしまうのです。他の人たちへの悪影響を考えると(そしてもちろん、自分自身のためにも)、私は今すぐにこの憂鬱感を自分の中から消し去らなくてはなりません。

どんな人も、周りに否定的な影響を放つ存在でいたくはないはずです。

人を幸せにし、勇気を与え、元気にするような良い影響を与える存在でありたいなら、まず私たち自身が元気いっぱい、幸せいっぱい、熱意にあふれてやる気満々、そんな自分でいる必要があるのです。

人の幸せのために、より良い社会のために役立ちたい!貢献したい!と願うなら、まず自分自身が目いっぱい幸せでなくてはなりません。良いものだけを放射し続ける、力強い存在でなくてはなりません。

日々のTM(超越瞑想)の実践は、私たちの中から否定的なもの、役に立たないものを一切合切取り去ります。そして良いものだけでいっぱいに満たしてしまいます。

そして、誰もが私たちから良いものだけを受け取るようになるのです。

マハリシ総合教育研究所 平松直子

実践者が語るTM 様々な職業の人々へのインタビュー | 超越瞑想(TM)福岡センター (tm-kyushu.co.jp)