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2020.09.10

緊張を取り除き平和を生み出す、静寂の体験

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2012年に米国のワシントンDCで行われたモザンピークの元大統領、ジョアキン・アルベルト・シシサノ氏のスピーチをご紹介します。

氏は長く超越瞑想を実践し、大統領当時の1993年にはモザンピークの政府、軍、警察にもこの瞑想を導入しました。

シサノ氏の大統領時代にモザンピークは大きな経済成長をとげ、また民主化も進みました。その功績が認められ、氏はアフリカのノーベル賞ともいわれるモ・イブラヒム賞の第一回受賞者となりました。

氏はある書籍の中で超越瞑想について次のように述べているそうです。

「最初に私自身が超越瞑想を実習し始めました。次に家族に紹介し、大臣たちに、政府の役人に、軍隊に紹介しました。その結果、私の国に政治的平和と自然の調和がもたらされたのです。」

シサノ氏のスピーチの一部を以下にご紹介します。

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「私たちは、互いに結束することで平和を生み出すことができるということを知っています。しかしこのようは方法は、私たち一人一人が自分自身の内に平和をもたない限り有効ではありません。

私たちは、まず最初に自分自身の内側に平和をもつ必要があります。私たちは自分が何であるかを深く知る必要があります。

私たちがどこから来て、どこへと向かっていくのかを探るための方法はたくさんありますが、瞑想は自分自身を知るための一つの方法です。

毎日いくらかの時間を瞑想に費やすことで、私たちは静寂を体験します。それによって緊張から抜け出して、自分自身でいることができます。私たちは緊張のなかで生きています。ストレスのなかで生きています。ですから自分自身を見つけることができないのです。周りで起こる外側の出来事で頭がいっぱいになって、自分自身のことを忘れてしまっています。

ですから深い瞑想をとおして自分自身を見つける必要があるのです。私は超越瞑想によってそれが得られることを知りました。超越瞑想は非常に簡単な実習です。朝に20分、夕方に20分というわずかな時間行うだけです。瞑想中、皆さんは静寂のなかで自分自身と共にいることができます。何の努力もなく、すべての緊張を追い払うことができます。日中にため込んだ煩わしい事柄をすべて追い払うことができます。そのときには自分自身をよい状態に保つことができ、次に他の人々を気遣うことができるようになります。

まず最初に自分自身のことを気遣います。そして次に他の人を気遣うのです。瞑想はあなたと他の人々との人間関係に平和をもたらし、さらにコミュニティでの人間関係や国家における人間関係に平和をもたらします。こうした瞑想法を行うことで、皆さんは新たな世界を生み出すことに貢献できるのです。瞑想は自分自身のストレスを取り除くことができるからです。そして次にあなたと他の人との人間関係のストレスをも取り除くでしょう。コミュニティや国家における人間関係のストレスをも取り除きます。このようにして瞑想の影響は拡がっていくのです。

これが私が超越瞑想から学んだことです。この瞑想法の指導を受けたとき、私はそのように感じました。超越瞑想を続けることで、皆さんはより多くの恩恵を積み重ねていくことになるでしょう。」

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