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2019.12.10

限界から抜け出し、自分を拡大する

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数ヶ月前にTM(超越瞑想)を始めた方が、何回目かのフォローを受けに来られました。30代、会社員の男性です。瞑想の効果について、次のように話してくれました。

「TMは毎日やっています。仕事の時、判断が速くなりました。目の前の状況に対して『こうすればいい、ああすればいい』と対処法がすぐに浮かんできます。迷ったり考え込んだりする時間が減って、効率がよくなったと思います」

TMの実践によって物事の理解や判断が変わり、行動が最短の時間、最小の労力で実を結ぶようになります。理解、判断、行動の質を決めるのは、私たちの意識の状態です。大きく拡大した意識でいるのか、狭く小さい意識でいるのか。それが違いを生むのです。TMは私たちの意識を大きく拡げ、拡大します。するとすべての能力が成長します。理解と判断の質が上がり、行動が格段に効率的、効果的になります。

意識を拡大する

TMは意識を開発する方法ですが、「意識」とは何でしょうか?

「意識」とはいわば情報・知識を入れる容器、入れ物です。箱でもかごでもタッパーでも、袋でも何でもかまいませんが、私たちは自分の中にこうした入れ物、容器をもっており、そこに情報や知識を取り込んでいます。

この入れ物のサイズ・容量が小さければ、収容できる知識・情報の量は限られます。収容能力がすぐに限界に達してしまうので、一度に多くのことを認識し、理解することができないのです。視野は制限され、理解力・認識力も限定的です。

この入れ物を大きくすれば・・・・、容量を拡大して、拡大して、無限大にまで大きくできれば、知識・情報をいくらでもそこに取り込めます。視野は一挙に広がり、必要な情報を幅広く、瞬時に捉えることができます。それを深く理解し、正しく評価できます。意識を拡げれば、理解力・認識力が飛躍的に向上します。それが適切な判断の基になります。深い理解から生まれる判断は、行動を強力に後押しします。私たちは確信を持って敏速に行動でき、目的を遂げることができるのです。

実りある行動を生み出すのは大きく拡大した意識です。「意識」という入れ物の大きさによって、人生で得る豊かさ、達成、成功の度合いが変わります。容量が大きければ、大きな能力を発揮でき、価値あるものを数多く生み出せます。小さなサイズの意識でいるなら、すべてが制限され、満たされません。恵まれた環境にいたとしても、幸せはなく、人生に満足できないのです。

意識とは自分そのものです。「意識を拡大する」とは自分自身の成長・進化にほかなりません。

では、意識を限界から解き放ち、大きく拡げるにはどうすればよいのでしょうか?

自分の中へ、内側へ行けばよいのです。内側へ行けば、そのもっとも深いレベルには無限に拡大した意識の場があります。そこには限界はありません。内側の深いところでは、意識には限りがないのです。

TMは自分の中の深いところにある、その無限に拡大した意識の場を訪れる方法です。ここを訪れると、私たちは深く安らぎ、落ち着きます。ストレス、緊張、疲労が取れていきます。散らかってごちゃごちゃしていた部屋が整理整頓されるように、心が、頭の中がきれいに整理され、整います。

毎日欠かさずそこへ行き、その場に親しみ、つながりを深めていって、切っても切れないぐらいに親密な関係を築きます。すると瞑想を終えて日常の活動に戻っったあとにも、その拡大した意識の場とのつながりが保てるようになります。頭の中は常にスッキリ整理され、視界を覆っていた霧が晴れたかのように、物事の見え方、捉え方が違ってきます。このときには認識・理解・判断・行動、すべてが適切です。少ない労力で多くの成果を生み出すようになります。すべてがスムーズに、快適にすすむようになるでしょう。

TMというシンプルな瞑想によって、誰もが限りなく拡大した意識の場とのつながりを深めていくことができます。人生の豊かさ、幸せ、満足、成功・・・、すべてが拡大します。内側へ行くという実践が限界を取り除き、私たちを大きく成長させるのです。

マハリシ総合教育研究所 平松直子

内側へ行く