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2019.11.01

TM-超越瞑想による自己開発の特徴

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潜在能力をバランスよく引き出す

TM-超越瞑想による自己開発の大きな特徴は、すべての資質と能力を等しく伸ばす、という点です。特定の能力に的を絞って、その能力を高めようとするトレーニングとは異なります。

「集中力」など、ある一つの能力を開発しようとする方法が様々ありますが、人生において必要な能力は当然ながら一つだけではありません。どれか特定の能力が突出して優れているよりも、多くの場合、能力的にバランスが取れていることの方がより重要です。

「集中力」を例に挙げましたが、ビジネスの第一線で活躍する方々が、近年多くTM-超越瞑想を学ばれています。忙しい仕事の現場に身を置く人たちは、集中力や効率の改善をTMに期待なさることが多いようです。TMは毎日実践すれば集中力を高めますから、満足のいく結果が得られます。物事がスムーズに運ぶ、仕事上の問題が起きなくなった、仕事で結果が出せるようになった、仕事が早く終わるようになった、などの効果を実感するわけですが、ここで重要なのは、これらのことは集中力だけが向上した結果ではない、ということです。

実は、集中力だけでなく、物事の全体を捉える能力、先を見通す能力もTMの実践によって同時に開発されています。その結果として、判断の質が上がり、行動の質が上がり、活動全体が効果的になっているのです。

私たちには一つのことに集中する能力とともに、大局を見る能力、先見性なども不可欠です。部分に集中しているときにも視野を広く持ち、全体を捉えていなければ、判断を誤ります。

また、TMを習慣にすると心の落ち着き、穏やかさ、内面の静けさといった質も成長します。それとともにもっと活発に、積極的になり、行動がより力強く、ダイナミックになります。失敗を恐れずに新しいことに果敢にチャレンジできるようになったりもします。内面では落ち着きや静けさが増し、外側の活動の場では躍動性が増します。こうした相反する質が同時に開発されます。

精神的な安定を得る一方で、柔軟性や順応力も向上します。状況の変化に機敏に、また適確に反応し対処するには、柔軟であるとともに安定していなければなりません。この両方が必要です。

このようにTMは私たちに備わる能力、資質、そのすべてを余すところなく開発します。

ところで、これは個性をなくしてしまう、ということではありません。誰もが皆有能に、しかし同じような人物になってしまうわけではありません。

私たちはもともと個性ある存在です。どの能力、どの資質が優勢となってあらわれるか、それは一人一人違っているのです。

ただ一つのものを扱うことで、他のすべてを変える

さて、TM-超越瞑想という単純な方法が、どうやって私たちの潜在能力のすべてを開発するのでしょうか?

このHPで繰り返し説明しているように、私たちの内側の奥深いところには潜在能力が凝縮している場があります。どんな能力も、どんなよい質も、すべてそこからやってくる。そのような「源」が自分自身の中にあります。

TM中にはその潜在能力の源に触れ、それを活性化します。すると、そこから生じるものすべてが力を増し、大きく成長します。私たちの中にはもともと善いものしかありません。自分自身の内側からは有益なもの、善いものだけがやってきます。TMはそれを大きく伸ばし、私たちを善い質を持った有能な人物にするのです。

木の根に水をやり、肥料を与えると、木全体がみずみずしく生き返ります。根は地下に隠れていて見えませんが、木全体を支えており、木のすべてが根につながっています。根の生命力=木の生命力、と言うこともできます。木のもっとも重要な部分である根を養えば、木全体を大きく育てることができます。

TMは潜在力の源、それのみを扱います。それによって能力全体を高めていきます。

ただ一つのものを扱うことで、他のすべてを変化させる。TM(超越瞑想)は、あらゆることがスピードアップしている今の時代に適した、超効率的な自己開発の方法です。

マハリシ総合教育研究所 平松直子

実践者が語るTM 「中心にとどまる」