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2019.10.20

自分を生きる方法

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TM(超越瞑想)は世界各地の先進的な学校で、教育カリキュラムの一部として取り入れられています。全生徒、全教員がTMを行う学校が目覚ましい成果を上げている様子は、こちらのブログでご紹介しています。

教育プログラムとしてのTM(超越瞑想)

古くから伝わる伝統的な瞑想が現代の学校教育を補い、理想的な教育へと変換します。TM(超越瞑想)の実践を基盤に据えた教育プログラムは、学校で行われていないことを行い、学校で教えられていない知識を生徒に与えます。

一つは生徒の学ぶ能力の開発です。意識を開発し、理解力、集中力、記憶力、創造力、応用力などを高め、彼らが学習内容を難なく習得できるようにします。

意識を開発すれば、勉強は面白くなる!

自己に関する知識を得る

そしてTMはもう一つ、学校では教えられていない重要な知識を生徒に与えます。それは「自分自身に関する知識」です。ここで言う「自分自身に関する知識」とは、客観的に自分を分析して、長所や短所、得手不得手、興味関心の方向などを把握することではありません。また、哲学や宗教、心理学などの本を読んで「自己」について学ぶのでもありません。

TMは「直接体験」によって自分を知る方法です。TM中には、自分の内側へ深く深く入っていき、その最深部、内側のいちばん深いところまで行って、そこで自分自身の本質を直に体験します。自己分析でも本を読むのでもなく、実際に自分の本質を自分の中で体験することによって、自分自身を知るのです。

自分の内側深くにあるもの。それは純粋な意識の場です。そこには尽きることのないエネルギー、高度な知性と創造性、明晰さ、秩序、バランス、大きな幸福、深い安らぎ、そして完全な静けさがあります。これが私たちの本質です。TM中、私たちは自分の内側でそれを直に体験します。

直接の体験だけが、深い、真の理解を与えます。それは知的な分析や本を読んで勉強するのとは比べものにならない、確かな知識です。体験に勝る知識はないのです。

例えば、マンゴーという果物がありますが、その味を知るには食べてみるしかありません。「味わう」という実体験がなければ、マンゴーについての説明をどれほど聞いたとしても、ただ想像を膨らませることしかできません。これと同じことなのです。

TMという方法によって、自分の内側で純粋な意識、自分自身の本質に触れます。この実践を毎日行うと、次第にTM中に体験する自分の本質を、瞑想を終えた後の日常の生活の中でも生きるようになります。活力にあふれ、どんな場面でも高い能力を発揮し、常にリラックスして落ち着いており、心は満ち足りて充足している。そんな自分でいられるようになります。自分自身であるときにはすべてがとても快適で、幸せです。

現代社会にTMを紹介し、広く普及したインドのマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーは「自己について知ることなく、それ以外のことをいくら学んでも、心は決して満たされない」と述べています。自分の内深くにある純粋な意識の体験は、自分自身に滋養を与え、心を満たすものなのです。そして同時に、不安やストレス、緊張から私たちを解放します。道徳観や倫理観が自然と成長し、バランスの取れた円満な人格が培われます。

学校の授業時間に毎日二回、全生徒がTMを行う時間を設けるだけで、学校が理想的な教育の場となります。たくさんの知識を学び、それを深く理解できるよう、生徒の学習能力を開発し、また同時に人格を養う理想的な教育が、簡単な方法で実現します。

マハリシ総合教育研究所 平松直子

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