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2019.07.05

最も深い休息―超越

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超越とは?

TM(超越瞑想)は誰でも無理なく簡単にできる瞑想です。とてもシンプルな方法ですが、その最中には心の奥深いレベルを体験します。

心の奥深いところには何があるのでしょうか?

そこにあるのは深い静けさ、そして無限のエネルギーです。この体験は「超越」と呼ばれます。

超越を体験するのに特別な能力は要りません。それを体験する能力は誰にでも備わっており、特別なものではないのです。また、訓練、修練を重ねてできるようになることでもありません。テクニックがあれば、誰でも意識的にこのレベルを体験することができます。実際、たくさんの方が最初の何回かのTMで「超越」を体験しています。

そしてこの「超越」の状態こそが、私たちにとって最も深い心と身体の休息なのです。

すべてが深く深く休息する

普段私たちは心の中で常に何かを考えています。集中して考えることもあれば、考えるともなしにぼんやりと何かを思っていることもあります。はっきりした考えというよりは、なんとなくの「思い」のようなものを抱いていたり、自分の周りの何か、自分の内部の何かを感じていたり・・・。程度の差はあれ、心の中にはいつも何かがあります。心は常に何かをしています。

心が抱くこのいろいろな考えや思い、感情、感覚、イメージなどは、私たちの意志とは無関係にやってきます。心は勝手にあれこれ考えます。考えるのをやめて心を休ませたいと思っても、こちらの思うとおりにはいきません。自分でコントロールして心を静かにするのは、容易なことではありません。

このように常に活動している私たちの心ですが、「超越」の状態では心のすべての作用が完全に止まります。心は何かをしようとするのをやめます。考えも思いも、感情も感覚もイメージも、何もやって来ません。完全停止。心は何もしなくなり、何もなくなり、静まりかえります。

眠ってしまったのでしょうか?

いいえ、眠りではありません。眠りと似ている点は何もありません。

では、意識を失ったのでしょうか?

もちろん意識はあります。失うどころか、意識は大変はっきりしています。鈍さや曇りは一点もありません。完全な目覚め、100%の覚醒です。

このとき私たちはとても明晰で、心ははっきりとしているのですが、そこには何の作用も活動もなく、まったく何も起こりません。完全な休息状態です。

考えてもみてください。心は何もしないのです。何もしないこと以上の休息があるでしょうか?すべての作用、すべての活動が停止するのですから、これに勝る休息があるはずがありません。

そして心と身体はつながっています。心がこのように深く休んでいるときには、身体もやはり同じ程度に深く休まります。脳の状態を計測すれば、脳の活動も緩やかになっていることがわかります。

自分自身のすべてが、深く深く休みます。この深い休息、深い安らぎが、「超越」です。

ストレスを取り除く

「超越」という大変深い休息は、神経系からストレスと緊張を取り去ります。

ストレスは脳の働きを制限し、脳がその潜在力を発揮するのを妨げます。超越の体験はストレスの影響を取り除き、脳の機能を高めます。脳の働きがよくなることで、私たちは周りで起こる出来事によりよく反応し、もっとうまく対処できるようになります。どんな活動でも私たちのパフォーマンスが変わるのです。

今の自分の活動に喜びややりがいを感じているけれど、やることが多すぎて疲れている、という方。

TMは、忙しさやプレッシャーに呑み込まれることなく自分を発揮するためのツールです。

好きな活動、向いている仕事であっても、休みも取らずにやり続ければ、心身は消耗していきます。よりよいものを生み出し続けるには、その活動量に見合った十分な休息が欠かせません。活動を楽しむと同時に、自分自身をケアすることも必要なのです。

TMは「超越」という最も深い休息を私たちに与えます。その方法は無理のない、とてもシンプルなものです。

もっと知りたい方はこちらの書籍をどうぞ。TMを詳しく、わかりやすく解説しています

世界のセレブが夢中になる究極の瞑想』(かんき出版 ボブ・ロス著)

TMの効果を測定した様々な研究に興味がある方はこちらも参考になります。

TMがよくわかる本』(マハリシ出版)

マハリシ総合教育研究所 福岡センターセンター 平松直子

瞑想するのは何のため?