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2019.06.19

瞑想するときに集中する必要はない?!

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世界のセレブが夢中になる究極の瞑想』(かんき出版、 ボブ・ロス著 桜田直美訳 大嶋祥誉監訳)には、TM(超越瞑想)が詳しく紹介されています。その由来、原理、研究によって確かめられ効果、様々な人たちのTM体験の実例などが詳細に書かれています。興味のある方はご一読ください。

著者はアメリカのベテランの瞑想の教師。これまでに数千人にTM(超越瞑想)を教えてきたそうです。

本書の中で著者はTMを「自動的な自己超越法」と説明しています。

伝統的な古い手法であるこの瞑想を現代社会に紹介し普及したマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーもまた、著書『超越瞑想』(マハリシ出版 マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー著)の中で「この瞑想は簡単であるだけでなく、自動的でもある」と述べています。

「自動的」というと、機械か何かを思い浮かべてしまいますが、瞑想は精神、心を扱うもの。瞑想が自動的であるとはどういうことなのでしょう?

自動的に進む瞑想のプロセス

TMをすでに学び日々実践している方も、TMという瞑想について「自動的」という言葉は思い浮かばないかもしれません。しかし、ご自身の瞑想の経験から、TMでは集中する必要はない、難しいことは何もなく、とても簡単にできる、ということはよくご存じのはずです。

実際、TMは自動的な方法です。

扉の前に立てば自動ドアが開くように、乗り込んで階数ボタンを押せば、エレベーターが自動で私たちを運んでくれるように、このテクニックを正しく始めさえすれば、心は自然に、まさに自動的に、内深くへと進み始めます。

瞑想の過程が自動的である理由は、「私たちの内側には何があるのか」に関係しています。

自分の内側へと入っていくと、その奥底にあるのは「幸せ」です。ささやかなものではなく、最大の幸福、無限の幸せ、至福です。人生で得られる体験の中でも最高の幸せを提供するのがこの体験、自分の内深くの場の体験です。

内側に大きな幸せがあるのなら、それを楽しみたい、味わいたいと思うのは自然なことです。誰もが「もっと楽しみたい!」という欲求をもともと持っているのですから。

瞑想中、心は自分の内にある大きな幸福に惹かれ、それを楽しもう、味わおうとして、そこへ近づいていきます。砂鉄が磁石に引き寄せられるように、無限の幸福という大きな魅力に心は引き寄せられ、内深い場へと進みます。

そして、内側へ行けば行くほど幸せは大きくなり、ますます魅力を増していくことに気がつきます。心はそれをもっと楽しもう、その幸せをもっともっと味わおうとして、さらに内へと深く入っていくのです。

瞑想中、心はただ「大きな幸せ」という内側の魅力に引かれ、そこへ行こうとする。とても単純、そしてまったく自然なことです。

TMが簡単に、自然に、そして「自動的に」できる方法であるのはこのためです。

TMには座り方や姿勢、呼吸の仕方の決まりなどはありません。瞑想中、何かに集中したり、イメージしたり観察したりもしません。瞑想のための特別な環境も要りません。

それでも心の奥底の体験、完全な静けさ、エネルギー、そして無限の幸せのある場の体験が自然に起こります。簡単なテクニックを正しく用いるだけでよいのです。

この体験を日々繰り返すことで心は満たされ、落ち着きを取り戻します。冷静に、明確にものを考えるようになります。深い休息の効果で疲れや緊張が取り除かれ、身体はエネルギーを得て元気を回復します。効果的に行動し、活動を実りあるものにするための心と身体の準備が整います。

TM体験「結果を心配することなく、ただゲームを楽しむ」

最後にTM体験をご紹介します。英国でチェスのチャンピオンに三度輝いたという33歳の男性です。大学時代にTMを始め、これまでずっと日課として続けているという彼は、瞑想することなしにチェスのタイトル戦に臨むことは考えられないと述べているそうです。

「超越瞑想は、私がオックスフォード大学で学んだことの中でも最高のものでした。瞑想によって突然大きなエネルギーが湧いてきたり、集中力が増したり、他の人に対しても温かい愛情を感じるようになったのです。20分の瞑想の後は心の落ち着きとバランスを取り戻し、試合で競い合うための準備が整います。しかしもっと大切なのは、瞑想することで、結果を心配することなしにただゲームを行い、それを楽しむことができることです。」

ジョナサン・ラウソン

TM(超越瞑想)―楽に無理なくできる瞑想法

超越瞑想を学ぶコース