瞑想で心の満足、幸福を得る

心の満足、幸福

よりよい世界をつくるもの

心を満たし幸福を得るのはとても簡単なことです。私たちはそもそも幸福であるように、幸せであるように最初から準備されています。心の内深くには無限の幸福の場があり、そこではとても心が満たされ、満足します。
心を満たすために、幸福を得るために外側の世界を探し回る必要はなく、人は本来自足的なのです。自分で自分を満たすことができるのです。
そしてこれはとても重要なことです。なぜでしょうか?

私たちは自分の内にあるものを自分でも気づかないうちに様々な形で外側に放ちます。幸せな人、満たされている人は、温かさ、穏やかさ、落ち着き、安心感、気楽さ・・・といった肯定的な質を放ちます。

私たちが周囲の環境の中に放つもの-それは私たち自身の内面の状態を反映します。そしてそれが集まって社会全体の雰囲気をつくります。

もしもたくさんの人が緊張、不安、ストレス、悩みを抱え込んでいたら、その町の雰囲気はどうなるでしょうか?
反対に、そこに住む人々が幸せに輝き、活力にあふれていたら?

私たち個々人の集合体が「社会」という全体です。社会全体の雰囲気を作っているのは私たち一人一人なのです。

そこに住む人々が内側から満たされ幸せであれば、その町は調和的で活気に満ちた雰囲気を持ちます。逆もまた真なり、です。
幸せであることは私たち自身にとって重要であるというだけでなく、よりよい社会、よりよい世界のためにも重要なことなのです。

世界は私たちのあるがまま

TM実践者の多くがこんな体験をしています。
・物事の受け止め方が変わった。
・周囲の出来事に対する自分の反応が変わった。

例えば、これまではある出来事に遭遇するといつも腹が立ち、いらいらしていたけれど、今では同じ場面に出会っても大して気にならない、とか、周りの人たちの美点を認められるようになった、など。

周囲の状況や起こっている出来事はこれまでと同じです。しかし心が満たされ内面の幸せが増してくると、同じ状況、同じ出来事でも受け止め方や感じ方が違ってきます。
まだ十分に幸せでないとき、幸せが足りないときには、物事を否定的に捉えてしまいます。自分の周りは問題だらけであるかのように感じることもあります。
心の満足と幸せが増すと物事の善い点により気がつくようになり、そちらに主に注意が向くようになります。

「善いこと探し」は必要ありません。自然とそうなるのです。
これまでと変わらない環境にいながら、その中に善いもの、美しいもの、喜びなど肯定的な価値を多く認めるようになります。否定的なものがそのままそこにあったとしても、以前のように強く反応してしまうことはありません。心が乱れることもありません。

私たちは自らの内にあるものを、そのまま外側の世界に見いだします。
世界は私たちのあるがままなのです。

ですから「幸せであること」は何より大切です。
私たちがどれだけ心満たされ幸せでいるかによって、周りの世界はすばらしいものになったり、嘆かわしいものになったりします。同じものが、内面の状態によってまったくちがって受けとめられるのです。

幸せを得ることはとても簡単です。なにしろ私たちの内側に最高の幸福の領域があるのですから。
TMはその領域を直接体験する方法です。
この体験を日々繰り返すことで心は次第に満たされ始めます。自分で自分を幸せにするのです。今いるこの同じ環境の中で、私たちは満足し幸福を得ることができるのです。そのとき、私たちは周りの世界にたくさんの善いものを見るようになります。

内側の幸福が増し、幸せに生きる人が増えていくことで、よりよい社会、平和な世界が実現します。
TMはそのための強力なツールとなります。

幸福ホルモンが増える?-TM(超越瞑想)による生理的変化

TM中、大きな幸福の場を体験し、それにより心の満足度、幸せの度合いが増すことは、TM中、そしてTM後の体の状態を測定した調査を見てもわかります。

セロトニンという神経伝達物質があります。このセロトニンは「幸福ホルモン」「幸せホルモン」とも呼ばれ、多くの脳機能を制御しており、人の心の状態を左右します。TM中にはこのセロトニンが大幅に増加することが確認されています。
セロトニンが減少すると、心の状態や行動、睡眠などに影響が出ますが、TM中にはこのセロトニン分泌量が増えます。

超越瞑想によるセロトニンの増加

この実験ではTMを20分間行った後にはセロトニン代謝物質が50%増加しました。
また、実験前にTM実践者のグループと対照グループのセロトニン濃度を比較したところ、TM実践者のセロトニン量は対照グループの約2倍多いということがわかりました。

一方で、「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールはTM実践中減少します。これは不安やストレスを感じたときに分泌されるホルモンで、夜よく眠れたときにはこのコルチゾールの分泌量が下がり、目覚めがさわやかになります。
研究によると、20分間のTMの実践でこのコルチゾール濃度が約30%減少することがわかっています。不安と関係するホルモンが減るわけです。

超越瞑想によるコルチゾールの減少

また、血漿中の乳酸塩の濃度も低下します。乳酸塩濃度が高くなってくると高血圧、不安神経症、不安発作と関連してきます。

血液中の乳酸塩の変化

このチャートからもわかるように、TM実践中、血液中の乳酸塩の濃度は大きく低下し、TMを終えた後もしばらくその状態が続きます。これは筋肉が十分リラックスした状態にあることを示すと考えられます。

これらの調査結果は、TM実践中の深い安らぎの体験、無限の幸福の領域の体験を裏付けます。